2018年 アンプティサッカーワールドカップ 最終結果

45196145_1870159899704258_4824020345319063552_o

10月27日に開幕したアンプティサッカーワールドカップ2018メキシコ大会において、日本代表は決勝トーナメント、順位決定戦に望み、決勝トーナメントでは開催国メキシコに敗れたものの、順位決定戦でコロンビア、ケニアに勝利し、ワールドカップ過去最高順位となる10位で大会を終えました。

これまでワールドカップ2018メキシコ大会の日本代表を応援いただき、本当にありがとうございました。今後とも温かい応援をいただけますようよろしくお願いいたします。

【日本代表】

● グループリーグ

日本 1 – 0 コスタリカ
日本 0 – 3 コロンビア
日本 2 – 0 ポーランド

● 決勝トーナメント/順位決定戦

日本 0 – 2 メキシコ
日本 1 – 0 コロンビア
日本 2 – 1 ケニア
日本 1 – 2 ハイチ

【最終順位】

優勝 アンゴラ ※ アフリカ勢初優勝
準優勝 トルコ ※ 前回3位
3位 ブラジル
4位 メキシコ ※ 開催国
5位 ロシア ※ 前回優勝
6位 イングランド
7位 ポーランド
8位 スペイン
9位 ハイチ
10位 日本 ※ 過去最高順位
11位 アルゼンチン
12位 ケニア
13位 アイルランド
14位 イタリア
15位 コロンビア
16位 フランス
17位 アメリカ
18位 コスタリカ
19位 ナイジェリア
20位 エルサルバドル
21位 ウルグアイ
22位 ウクライナ


総括コメント

杉野監督

アンプティサッカーワールドカップメキシコ大会2018の開催地サンフアンデロスラゴス市は標高1750メートルに位置する人口6万5千人の小都市。この町には国内外から多くの熱心なカトリック信者が徒歩あるいは自転車で訪れる聖地巡礼地として有名な町と聞きます。大会直前の開催地変更騒動で急遽開催を受け入れたことが嘘かのように町は祭典を満喫する雰囲気の中で大きな盛り上がりを見せました。

決勝戦は満員の観客が見守る中、無得点で進み延長でも決着が着かず、アンゴラがPK戦の末にトルコ下し初戴冠を成し遂げ、去る11月4日に無事閉幕しました。

私たちはグループリーグを2勝1敗で決勝トーナメントに進出し、ベスト8をかけた決勝トーナメント1回戦を地元メキシコと満員のスタジアムの中で戦いました。得意とするパスサッカーが出来ないだけでなく後半に退場者を出してしまい、0-2と完敗し目標としていたベスト4入りは果たせませんでした。

負けても最終順位を決める大会方式により、その後も試合が続き2度目の対戦となるコロンビアに1-0、ケニアには延長で2-1と逆転し駒を進めました。最後の試合となった9位決定戦はハイチとの対戦。先制を許し苦しい展開でしたが終盤で追いつき3試合連続の延長戦を見据えた準備を進める中、終了間際の手痛い失点で敗戦し最終順位を10位としました。

競技レベル全体が上がっておりベスト8の壁が高いこと、大差が付く試合が以前より少なくなっていること。背後からのチャージにはより厳しいジャッジが下されること。日本の戦い方が研究されていること等が印象的な大会でした。

高地、長い天然芝、デコボコでぬかるんだグランド、暗いナイトゲームに不可解な審判など等、日本とは異なる環境に苦しみました。私たちはこれらを経て得た経験を思い出にすることなく、日本アンプティサッカーの血肉とし4年後の大会はもちろん、10年後や20年後の中長期を見据えた強化の起点となるよう取り組む次第です。

最後に、日本にとって4度目の出場となるアンプティサッカー界最高峰の大会の出場に当り多くの方々よりご支援を賜りましたことをこの場を借りて御礼申し上げます。


古城キャプテン

アンゴラの初優勝で幕を閉じたアンプティサッカーW杯メキシコ大会2018。
我々日本代表は目標とした「ベスト4」を達成する事はできませんでしたが、過去最高順位となる10位で大会を終えました。
多くの支援、応援を頂いたサポーター、関係者の皆様に大変感謝しています。
苦しい時、辛い時に皆さんの声が日本代表の背中を押して前に進めてくれました。

今大会、日本アンプティサッカーが着実に力をつけ、成長している事が実感できたW杯でしたが、それ以上に各国代表の成長を目の当たりにして、やるべき事、やれる事の可能性を示してもらえたと個人的に感じています。
個の力、特にフィジカル面の世界との差はかなり大きいと感じましたが、能力を高められる伸び代がまだまだあるとポジティブに捉えています。
前回大会の11位から一つ順位を上げることの難しさを痛感しました。
毎試合ギリギリの戦いで、一つも楽な試合はありませんでしたが、様々なアクシデントを乗り越えて成長できた財産を代表選手達が各々のチームへ持ち帰り、次の4年後、強く逞しい日本代表を作り上げる一人になっていくと確信しています。
毎大会ごとに一歩ずつ成長している日本代表に今後とも皆さんの心強い熱い応援を引き続きお願いいたします。